ホーム スポーツ 元大相撲力士・玉飛鳥大輔の現在と軌跡!片男波から大嶽部屋師匠への歩みと素顔

元大相撲力士・玉飛鳥大輔の現在と軌跡!片男波から大嶽部屋師匠への歩みと素顔

水沢 健太 水沢 健太 • 更新: • 公開: • 読了約 7 分
目次

日本相撲協会において、現役時代から熱いファイトと卓越した技量で土俵を沸かせ、現在は大嶽部屋の師匠として後進の指導にあたる元大相撲力士・玉飛鳥大輔。愛知県名古屋市熱田区という相撲ゆかりの地で生まれ育ち、数々の試練を乗り越えて部屋を継承するに至ったその歩みは、多くの相撲ファンから深い敬愛を集めています。

本記事では、公式百科事典や報道各社の取材データをもとに、玉飛鳥大輔の現役時代の輝かしい軌跡から引退後の名跡変更の経緯、そして現在の指導者としての素顔までを徹底的に掘り下げていきます。

玉飛鳥大輔のプロフィールと生い立ち:名古屋市熱田区から大相撲の世界へ

玉飛鳥大輔

玉飛鳥 大輔(たまあすか だいすけ)は1983年1月26日、愛知県名古屋市熱田区で生まれました。本名は高橋大輔、愛称は「ダイスケ」として知られています。体格は身長185cm、体重154kg、血液型はO型であり、得意手は押し、左四つ、寄り。趣味には映画鑑賞を持ち、近年ではウイスキーを嗜むことも新たな楽しみとなっています。

彼の四股名である「玉飛鳥」は、入門直前に他界した実父が命名したものです。「飛ぶ鳥を落とす勢い」という意味と、日本古来の歴史を想起させる飛鳥時代に因んで名付けられ、その名に恥じぬ気迫あふれる相撲道が展開されました。なお、実兄も元序二段の高力として出羽海部屋に在位した経歴を持っており、兄弟で相撲の道を歩んだ背景があります。

現役時代の輝かしい軌跡:幾度もの再起と「7度の再十両・再入幕」の不屈の闘志

初土俵から長きにわたり土俵で激しい戦いを繰り広げた玉飛鳥は、粘り強い精神力で数々の苦難を乗り越えてきました。最高位は2005年9月場所における西前頭9枚目であり、幕内と十両を行き来しながらも、再十両および再入幕をそれぞれ7回も果たすという異例のキャリアを築き上げました。

公式記録や本人の回顧によると、現役後半には番付の降下もあり苦しい時期が続きました。「辛かったことの方が多かったけど、うれしさの方が大きかった」と本人が振り返る通り、新十両昇進時と同じ喜びを何度も噛り締めながら土俵に立ち続けました。しかし、幕下生活の長期化などを踏まえ、2016年9月場所限りでの現役引退を決断。同月29日の日本相撲協会理事会において、年寄・15代荒磯の襲名が承認され、片男波部屋付きとして指導者の道を歩み出すこととなりました。

片男波部屋から大嶽部屋師匠へ:年寄名跡の変遷と継承のドラマ

引退後は片男波部屋で後進の育成に尽力していた玉飛鳥ですが、相撲界における年寄名跡の継承や一時的襲名を経て、現在の地位に至るまでにはいくつかの重要なステップがありました。

引退当初に襲名した「荒磯」は、稀勢の里から一時的に借りて襲名したものでしたが、その後2018年4月20日には、先代の懲戒解雇以降空き名跡となっていた「熊ヶ谷」へと名跡変更を行いました。さらに研鑽を重ね、現在は18代大嶽として大嶽部屋の師匠を任され、伝統ある部屋の舵取りと次世代力士の育成という重責を担っています。

時期・年 主な出来事・役職 備考・詳細
1983年1月 愛知県名古屋市熱田区で誕生 本名:高橋大輔、父が「飛鳥」の四股名を命名
2005年9月場所 最高位「西前頭9枚目」を記録 幕内・十両を通じ、再十両・再入幕を各7回経験
2016年9月場所 現役引退を表明 同月29日の理事会で年寄・荒磯の襲名が承認される
2018年4月 年寄「熊ヶ谷」へ名跡変更 先代の空き名跡となっていた熊ヶ谷を正式に取得
現在 18代大嶽として大嶽部屋の師匠に就任 片男波部屋での指導を経て、現在は部屋のトップとして後進を育成

知られざる素顔と家族の絆:夫人との出会いと支え合いの軌跡

土俵の上の厳格な表情とは裏腹に、私生活では温かい家庭環境が玉飛鳥の原動力となってきました。夫人とは2003年頃に中学の1年後輩として再会を果たし、約5年の交際を経て2008年10月に結婚しました。

当時を振り返り、夫人は「力士は怖いイメージだったけれど、今までに出会ったことがないくらい優しくて楽しい人」と語っています。結婚発表の時期については、師匠の引退や部屋継承の準備と重なったため関取在位中の7月場所前後には公表できなかったという裏事情もありました。家庭内では勝つと上機嫌になり、負けると黙り込む分かりやすい性格の一方で、互いに励まし合う強い絆で結ばれており、現在は子どもたちに囲まれて賑やかな家庭を築いています。

【玉飛鳥大輔】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:玉飛鳥大輔の最高位はどこですか?
A1:2005年9月場所において記録した「西前頭9枚目」が最高位です。また、再十両と再入幕をそれぞれ7回経験する不屈の粘り強さを見せました。

Q2:現在はどのような活動をしていますか?
A2:2016年9月の引退後は年寄・荒磯、熊ヶ谷を経て、現在は18代大嶽として大嶽部屋の師匠に就任し、後進の力士たちの指導にあたっています。

Q3:四股名の由来や出身地はどこですか?
A3:出身地は愛知県名古屋市熱田区です。「飛ぶ鳥を落とす勢い」と飛鳥時代に因んで、入門直前に他界した実父が四股名を名付けました。

名古屋市熱田区の少年が抱いた相撲への情熱は、父が遺した「玉飛鳥」という誇り高い四股名とともに土俵で花開き、幾度もの降降格を乗り越える不屈の精神によって磨き上げられました。

片男波部屋での長年の経験と家族の温かい支えを経て、現在は18代大嶽として大嶽部屋の師匠に就任した玉飛鳥大輔。現役時代に培った豊富た技術と精神力は、今まさに土俵を目指す若き弟子たちへと確実に受け継がれており、今後の大相撲界における大嶽部屋の躍進とさらなる指導者としての手腕に大きな期待が寄せられています。

同じカテゴリの記事

水沢 健太
コンテンツディレクター 水沢 健太
プロフィールを見る →

レシピ・飲食店・住まいまわりの記事を担当。店舗情報は公式サイトとメニュー表記、住まいの情報は自治体の公開資料を確認したうえで、訪問時の実測メモと区別して掲載しています。

おすすめの関連記事